Monday, December 29, 2014

感謝はするべきだが、満足してはいけない

こんにちは。小林です。

いよいよ2014年も残り少なくなりました。
今年も色々な出来事や出会いがあり、一歩づつではありますが、成長出来たかな~と思っております。
まず、今年1年過ごせた事に感謝をして、来年も色々な事に頑張って行こうと思います。

以前に、こんな事を書きました。

「感謝」というものを考えてみる。

年の瀬など、何かの節目に思う事は、「感謝」なのかな~と思います。
僕が、ここ数年思っている事としてあるのが、表題の


「感謝はするべきだが、満足してはいけない」 という事。


今は昔に比べて、全てが便利で快適な生活が出来ています。
今の快適社会を作ってくれた、先代の方々に感謝をして、
快適な生活に「満足」して、「もう十分じゃないか」と思うのも良し。
その快適生活をベースに、今の世代の僕達が、更にどうやって未来の世代に何を残すかを考えるのも良し。

例えば、松下幸之助さんのように、「もっと国民の生活を快適に」と便利な家電などを作ってくれた方々が、今そのような快適な生活をさせてもらっている自分達に、天国から何を求めているのか。
それは、整備されたインフラや娯楽、快適な家電生活に「満足」して、趣味などで、その時代を消費して楽しむ事を望んでいたのか、それとも、そのような快適なインフラの元で、更に未来へ向かって、自分の仕事を通じて全人類のために努力して頑張ってほしいと願っていたのか。

僕は、来年も、感謝をしながら、満足をせず、前に進もうと思います。

Tuesday, December 16, 2014

危機感を持つ

こんにちは。小林です。

先日、幼馴染と久しぶりに会って飲んでいたのですが、話の中で、「危機感を持つ」という事がいかに大事かをお互いが大いに共感したので、忘れないように書いておこうと思います。
そして、お互いがその単純な「危機感を持つ」という言葉だけで、大いに共感出来る経験をしているからこそ、話が通じるという事実が、より一層嬉しく感じました。

また大事なのは、心の底から危機感を持った時に、行動に移せるという事。
どんなに良い状況でも、危機感を持って、行動に移せる人でありたいと思いました。

Saturday, November 29, 2014

「動機」というもの

こんにちは。小林です。

「しっかりした動機であれば、負けるはずはない」

この言葉は、僕が大尊敬する京セラ創業者の稲盛さんが日経ビジネスで言っていた言葉です。(正確に覚えてないので、言葉が違うかもしれませんが・・・)

稲盛さんがよくメディアなどで使われる言葉で、
「動機善なりか、私心なかりしか」があるのですが、この言葉と同じ意味かと思います。

今まで行ってきた延長上や既存ノウハウを生かした異業種への拡大などではなく、まったく違う分野や新しい領域へのチャレンジをする際に、この言葉を自分自身に問いかける事が非常に重要だと、稲盛さんは自身の体験を通して話しておられます。
京セラを創業して事業を拡大して、その後に現在のKDDIを創業される前に、まさにこの言葉を自分自身に何度も問いかけたそうです。それで、「自分の名を上げたい」とか自分の利益のためにこの事業をやるのではなく、国民のため(日本の電話などの通信料を下げて国民生活に貢献する)に自分は行うんだと確信し、創業したたからこそ、今のKDDIがあるとおっしゃっておられます。

この言葉は、商売人のみならず、全ての人々が何か事を始める際に、心にとめておく必要がある言葉だな~と思いました。動機がしっかりしたものなら、それを行う全ての行動に疑いや後ろめたさを感じる事も無いですし、より一層頑張る事が出来るため、だから結果的に勝率が上がるんだと思います。僕も今一度、考えてみたいと思います。

Monday, November 17, 2014

「行動力」と「大陸」の関係

こんにちは。小林です。

先週一週間、米国に行っておりまして、今回も本当に有意義な時間を過ごす事が出来ました。
今回も色々と学びが多く、色々な面で現地で感じる事があり、沢山の収穫があったと感じております。やはり、インターネットで世界中の情報を知る事が出来る現代だからこそ、時間、費用、労力を使ってその場に行くという事が、知っていても”実感”していない事を克服する唯一の手段であるという事を改めて感じました。

いつもの事ですが、米国に住んでる人々は本当に行動力があるな~と思います。
ここで言う「行動力」とは、飛行機などを使っての「移動力」の事です。
そこで、なんでだろうか少し考えてみました。

僕は沖縄にもよく行くので、沖縄県の人々のマインドも参考にさせて頂き、
考えてみたいと思います。

まず、多くの沖縄に住む方から、
「那覇から名護に行くのなんて、一泊旅行だよ」という意見をよく聞きます。
僕が「明日は北部の名護市に日帰りで行ってくる」という話を那覇の飲み屋で話すと、「日帰りで行くの!?」と驚かれる事は珍しくありません。
那覇と名護は70kmほどなので、本州に住む僕としては、同じ県内の移動距離程度です。
逆に「泊まり」なんて事は考えられません。
ここで、本州に住む僕と沖縄に住む人(もちろん全てではない)の移動の際のマインドの違いがわかります。

次に、アメリカから日本に来た知り合いが、
「明日は大阪から北海道に行って、一泊して戻ってくるよ」という話を聞くと、
僕は「せっかく行くんだから、3泊くらいして行けばいいのに」と言ったりします。
しかし、大阪から北海道は、カリフォルニア州内で南部から北部に行くみたいなものなので、
西海岸と東海岸を1泊や2泊などで往復するのに慣れている人々にとったら、それで十分という考えになるのかもしれません。(僕はアメリカ人ではないので、あくまで推測です)

アメリカの友達に、「日本は香港やシンガポールに近いからイイね!」と羨ましがられるけど、実際、ほとんどの日本人はめったに他のアジア諸国に行かないという現実もあります。

上の例の通り、日頃住んでいる場所が、どれだけ大きな大陸なのかという事が、
移動する時のマインドに大きく影響しているのではないかと思います。
もちろん、民族の違いがもっとも大きいと思いますが、絶対変えられない民族の血を超えて、移動力を大きくするには、ある期間大きな大陸で生活するのも良いのかもしれません。
移動力が大きければ絶対良いという事ではありませんが、移動力は大きな意味での行動力の一部ですし、「行動こそが自分や世界を変える」という事が正しいのなら、移動力が大きい事は人生においてメリットがある事かもしれないな~と思いました。

Monday, October 27, 2014

リスクと覚悟

こんにちは。小林です。

突然ですが、こんなことを思いました。

「覚悟を決めた人の仕事の質は違う」

ご存知の通り、ここ数か月、エボラ出血熱の話題が大きくなってきておりますね。
アメリカで数名が感染した事が世界的にも大きなニュースになっております。
アメリカ人看護師が患者の手当にあたり、感染した事に対して問題の指摘など色々と報道されておりますが、その中でも他の看護師や医師などからは、感染した看護師に対しての尊敬も大きくなっております。誰もが怖く恐ろしいウイルスに対して逃げないで職務を全うする事は本当に勇気がいる事だと思います。

どんな職業でもそうですが、単に「生きるため」「生活するため」「安定している」等ののウエイトが職業についた動機の多くを占めている場合、本当に困難な事に直面した場合は逃げてしまう場合が多いかもしれません。しかし、もっと違う動機「人類の役に立ちたい」など、利他の精神が強く、そのような理想を掲げる人は、なにか「覚悟」のようなものを持って職務に取り組んでいる方が多いような気がします。(もちろん生命の危機に直面した場合は、逃げる事がすごく大事になりますので、逃げる事が悪いという話ではなく)

どんな物事でも、「リスク無し」は覚悟がいらないため、物事の質に限界があるような気がします。
一方、リスクを取って覚悟を決めた人は、それが成功しても失敗しても、さらなる高みに行けるような気がします。

どんな分野でも、大きな事を成し遂げるには「覚悟」が必要で、それには「リスク」が付いてくるため、「リスク」に怯えるのではなく、覚悟に変えて行動が出来るような人になれるように自分自身も精進しようと思いました。

Friday, October 10, 2014

「和」とは・・・

こんにちは。小林です。

以前、宇宙飛行士の若田光一さんがテレビで仰っていた言葉があります。

「和(わ)とは、妥協し合う事ではないという事」

この言葉は、各国出身の宇宙飛行士のリーダーとして、宇宙ステーションなどでミッションを絶対成功させないと行けない立場の若田さんが言う言葉だからこそ、重みがあり、僕にとってもインパクトのある言葉でした。
これから、色々な事がグローバルになり、ディバーシティー(多様性)が必要になる社会において、この事が改めて重要になると思います。特に、会社(企業)においては、1つの国の人種だけが働く会社が少なくなる流れにおいて、どのように多様性を生かすのかという課題に直面する事になると思います。
一方で、最小単位のコミュニティーである夫婦や家族においても、この言葉に深く考えさせられる事かと思います。

少し調べてみると、孔子もはるか昔に同じような事を仰っていたみたいです。

「君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず」

日本人は特に、ディベートがヘタクソと言われたり、争いや問題を避けるために自分の意見を主張しない、などと他国から見られがちですが、反面、他人を思いやったり、気をつかうのに長けているという事だと思います。
本当にこの言葉を理解し、実行できるようになれば、多くの日本人が、今後の多様性な社会において活躍するのではないかと思います。

僕自身も「和」を本当に理解し、本当の「和」をクリエイト出来る人になれるように精進したいと思います。

Thursday, September 25, 2014

本物とは・・・

こんにちは。小林です。

突然ですが、「本物」と呼ばれるものには多くの人が魅力を感じるような気がします。
僕自身も、「本物はどれか?」「本物は何か?」みたいに真理を追究するかのように考えるのが好きな類だと思います。

しかし、「本物」を追究するあまり、「本物」の評価を頂けないモノを見下す行為だけはしてはいけないな~と改めて思います。
そもそも、本物ってあるのでしょうか?という所から考えてみたいと思います。
食べ物、バック、お酒、人、車、会社、組織など、人々は、「○○は本物だ!」と評価をします。しかし、それは「本物」「偽物」の比較ではなく、「質が高い」「質が低い」の比較の場合が多くあると思います。
色々な制約や自由などがあり、モノそれぞれ、ヒトそれぞれ、色々な環境がある中で、そもそも、その中で出来上がったものは全て本物だと思います。
なんか僕自身は、あまり「本物はなにか?」っていう考えに捕われて生活しないようにしようと、ふと考えました。

Thursday, September 11, 2014

東洋的思考と西洋的思考

こんにちは。小林です。

東洋的思考と西洋的思考の違いを上手く説明したハーバードビジネスレビューの記事を、ある方から教えてもらいました。
http://www.dhbr.net/articles/-/2707
東洋と西洋の違いなどは、農耕文化や狩猟文化などを例にした話など、色々な意見があるのは既にご存知かと思いますが、記事の中に書かれている、住所表記の例はとても面白いな~と思いました。

確かに、日本や中国では、国、県、市、町、番地という順番に、大きなものから書いて行きますし、アメリカでは、番地、地区、市、州、国という順番に、小さなものから書いて行きます。

何かに行き詰まった時などは、こうゆうまったく思考プロセスが違う国に行くのもイイかと改めて思いました(笑)

Wednesday, August 27, 2014

Learning over education

こんにちは。小林です。

今回は、僕が尊敬する日本人の1人の、伊藤穣一さんのTEDのビデオを、自分がまた何度も観たいがために、載せておこうと思います。(笑)
伊藤さんがよく言われている「Learning over education」は、本当にその通りだと思いますし、このビデオの[Now-ist]というものにも共感します。


Tuesday, August 12, 2014

自分にしてはいけない事

こんにちは。小林です。

もうご存知の方もおられるかと思いますが、良い言葉をまとめたブログを紹介します。
このような自己啓発系の言葉は、ほとんどの人が色々な本で、既にご存知だと思いますが、
こうゆう言葉は、「知ってるよ」「当たり前だ」で処理するのではなく、行動と成功・失敗を繰り返す中で時々、目にすると良いものだと思います。良質な書籍を何度も読み、その時々で気づきを得るように。

「幸せに生きる為に自分にしてはいけない15のこと」

英語版はこちらです。
http://www.lifebuzz.com/just-stop

また思い出すために、載せておこうと思いました。

Monday, July 28, 2014

点と点を繋ぐ

こんにちは。小林です。

突然ですが、皆さんもよくご存知の「点と点を繋ぐ」という事を改めて、ふと考えました。
この言葉の中で非常に大事なのは
「未来を見据えて点と点を繋ぐ事は出来ない、出来るのは過去を振り返って繋げる事」
だという事もご存知かと思います。

1つの事をずっと続けるのは凄く大事ですが、その経験を生かして、別の分野で頑張るのも1つの生き方です。(分野が変わってもイイですが、自分の中にある挑戦心や情熱自体が消えてしまっては、どうしようもないですがw)
例えば、学校で3年間サッカーをやって、本当に毎日熱心に練習をして、卒業後は、次のステージでサッカーを続ける者もいれば、サッカーは辞めて、違う事に熱中する者もいます。プロサッカー選手を目指すのであれば、前者の行動が正しいかもしれませんが、後者は、その3年間の経験をまったく違う形で生かす事も出来ます。なので、後者の道の方がより複雑なものになるかもしれません。
この「点と点と繋ぐ」という言葉は、まさに、この後者のような者が覚えておくべき言葉なんだろうなあと思います。そして、そのようなタイプの人の努力すべき所は、「点と点とつなげようとする行為」の中にあるかもしれません。また、そのような事に努力をする時期は、年齢を重ねた後に訪れるような気がします。ですので、そうゆうタイプの人は、晩成型が多いのかもしれません。

そしてまた、その「点」自体の中で重要なハブのような「点」になるものは、単に放浪旅行や趣味のような浅い経験ではなく、深く、その分野のプロを目指そうと思ったが挫折して諦めたくらいのレベルの点(経験)だろうという事と、そうゆう経験が繋がって、素晴らしいものになるとだと思います。「将来つながる点を今作っている」という勉強意識ではなく、「今、なんとしても成功させよう」という意識で起こした行動の「成功」や「失敗」が、将来、本当に重要な「点」になるということは、最初に言った「未来を見据えて点と点を繋ぐ事は出来ない、出来るのは過去を振り返って繋げる事」なんだと思います。

Monday, July 14, 2014

心で伝えているかどうか。

こんにちは。小林です。

突然ですが、良いな~と思う動画を忘れないように載せておこうと思います。
既にご存知の方もいるかと思いますが。




ゴルゴ松本さん、素晴らしいな~。学校の先生にでもなったらいいのに(笑)
まあでも、こういう話は毎日聞くと熱くてノボせてしまうので、たまにの方がイイでしょうが(笑)
あとは、芸人として日々頑張っているという背景があるから伝わる部分もあると思います。

頭で考えさせるのはもちろん、それを熱い心で伝えようとして初めて、人の心に届くのだろうな~と思います。頭と心のバランス(feelingとthinking)が取れた良い講演だと感じました。

この前、アメリカで教えてもらった、あの会社のあの創業者が愛した「ソウル」や「テイスト」という言葉。
製品、サービス、振る舞い、言葉、生活、教育など全てにおいて大事だと再認識しました。

Monday, June 23, 2014

行動と失敗

こんにちは。小林です。

先日、米国に行っておりまして、本当に色々な方にお会い出来て、大変有意義な時間を過ごす事が出来ました。いつもお世話になっている方から新しくお会いする方、またテクノロジー分野の誰もが知ってる世界一の企業を、あの伝説の創業者と共に最前線で率いてこられた方など、本当に素晴らしい出会いばかりで、色々と教えて頂き学ばせて頂きました。

よく「アメリカ(特にシリコンバレーなど)は失敗に寛大だ」という話が日本でされることがありますが、今回改めて行って感じたことは、
「失敗に寛大というよりは、失敗したけど、それまでのチャレンジする行動そのもので既に信頼を得ているから許される」という事です。
僕も最初は1人でコネも何も無い状態から米国に行き、徐々に色々なネットワークが出来るようになってきましたが、それも、アメリカにいる人達が、僕の行動(がむしゃらな姿(笑))に、何か協力してやろうという思いを持ってくださったからで、特にアメリカは、何でもいいからチャレンジして行動する人に対して優しいし、信頼を寄せてくれるのだと思います。そして、その結果、失敗をしても、既にそれまでの多くの行動で周りの人々の信頼&信用を得ているので、1つの失敗で、その信頼を失う事は無いという事につながるのだと思います。

日本はどちらかというと、学歴、結果、物、お金、と出来上がった現物や、ちゃんと物やお金を返してもらったという事実に対して信頼をする文化だと思いますが、アメリカでは、上に挙げた物ももちろんですが、「行動」というものや「夢を持って行動する人」というものにに強く信頼が集まる文化であるような気がします。頭が良いとか、やれば出来る人とかではなく、「やる人」が一番信頼されるような気がします。やはりパイオニア精神(開拓者精神)を持った人が多く住む土地だと改めて思います。
行動をしないと失敗もしないですし、大きな事を言うだけの人には何にも価値が無く、何でもイイから行動する人が信頼を獲得する文化、僕には合っていると思いますし、どんどん世界中がそのような社会になって行けばイイなあと改めて思いました。

有難い事に、世界最前線の起業家の方々とのネットワークを持たせて頂いた事や、挑戦に対して応援してくださる方々の思いを受けて、なんか、もう、怖いものが減り、自分の信念を持って何でもやっていいんだと、僕自身も、なんか一皮むけたような気がします(笑)

Wednesday, June 4, 2014

「感謝」というものを考えてみる。

こんにちは。小林です。

突然ですが、ここ5年くらいは月1回必ずお墓の掃除に行っております。
自分の直接のご先祖のお墓はもちろん、近所や親類のお墓の掃除をして帰ってきます。

どうも、このような事を書くと、ただの、エラい事をしてる自慢や、欲深く色々なお願いをする人みたいに捉える人がたまにいますが、そのような意見はほっといて、話を進めたいと思います(笑)

しかし、そう言う僕も最初は完全に「願い」で行っていました(笑)
5年前以前は、毎回飛行機に乗る前に、無事を「願い」お墓参りに行ってましたw(飛行機に慣れてなかったw)
いわゆる「願い」であり、「感謝」ではありませんでした。
それが、いつしか月に1度は飛行機に乗るようになり、もう面倒くさいから(笑)、飛行機に乗らなくても月初めに行こうと決めました。それからずっと続けていたら、気持ちも変わってきました。
月に1度のペースで行くと、月に1回新しいお願いがそもそも無いんです、お願いが続かないんです(笑)
それで、自然と「感謝」や「報告」をする時間に変わりました。

自分の先祖のお墓を掃除すると、とても気持ちが良いものです。
そして、自分が何者なのか、原点に帰る事ができます。
お盆などの後の、お供えの花が腐っているのを見ると、なんと多くの人が、片付けすら出来ない人間なのかと悲しくなったりもします。
人々の日々の営みが、多くのご先祖様が集まるお墓を通して、わかるような気になります。

人は大人になるにつれて、色々な人と出会い繋がっていくわけですが、その中で、自分の友人や先輩や師とする人、または影響を与える著名人などに熱狂していくパターンが多くなります。
もちろん、他人という自分に対して、熱心に色々と教えてくれる先輩方や影響を与えてくれる著名人はとても素晴らしいのですが、それ以上に素晴らしいのは、やはり、自分の親であり、先祖であると思います。自分という存在を作って育ててくれたわけですので。
自分の親や先祖が、特に社会的な評価がなかったりすると、尊敬すら無くしてしまう方がおられますが、生んでくれたという事自体が素晴らしいことがあり、さらに育てたことは、もっと凄いことです。
そんな気持ちがあれば、自然と感謝の気持ちが生まれ、行動が変わってくると思います。

自分は何物で、誰に感謝をするべきなのか、そのように、原点に帰る事は、ビジネスなど社会での活動にも大きく役立ってくれていると思います。
(商売でも、誰がお客様で、誰に対して努力をすればいいかわかれば上手くいくのと一緒で)
この本質を常にわかっていれば、全ての事が上手く行くと思います。
押しつけがましい文章になりましたが、とりあえず、お墓掃除はオススメです(笑)

Monday, May 19, 2014

コミュニケーションとイマジネーション

こんにちは。小林です。

当たり前の事ですが、最近は本当に多くのコミュニケーションツールがあるな~と改めて思います。
メールに電話、SNSやチャットなど本当に多くのものがあります。
こんなに色々と多くなり複雑になると、より一層、使う個人個人がイマジネーションを働かせて、気持ちの良い使い方をしないといけないのだろうな~と思います。
悪気の無い自分の発言が、他人を不愉快にさせてしまう事がある、という事を忘れてはいけないのだろうな~と思います。

例で言うと、子供の成長の投稿を、グループチャットやSNSで発言した場合、投稿をした本人はまったく悪気がなくても、そのグループに「子供が欲しいのに出来ない人」がいたら、その人を不愉快にさせてしまう可能性があるかもしれません。
友人同士でグループチャットをして、週末のBBQの計画を話合っていて、その中に、どうしても週末に参加出来ない友人がいたらとか。
まだ1対1のメールなどは良いのですが、複数が集まるグループチャットみたいなものは本当に扱いが難しいな~と思います。
グループが5人としてグループ全員が同じ場所(居酒屋とか)にいて話すならいいのですが、チャットをしている状況が5人それぞれ違うので、例えば
「サーフィンを楽しんでいる人」「読書をしてくつろいでいる人」「忙しく仕事をしている人」「夫婦喧嘩している人」「葬式に参加している人」という状況が、同時にあるわけなので、相手の状況が把握出来ない分、より一層の想像を働かした配慮のある発言が求められるんだろうな~と思います。
その人に関係の無い話や、状況に沿わない話がどんどん入ってきたら、その人にとっては苦痛でしかないんだろうな~と思います。

もちろん全て完璧には出来ないのですが、僕自身も今一度、気を付けてみようと思います。

Thursday, May 8, 2014

ジェネラリストとスペシャリスト

こんにちは。小林です。

突然ですが、何かに秀でている方は本当に凄いな~と思います。
何かの研究を極めたり、技を極めたり、本当に色々な分野でスペシャリストが沢山おられるな~と感じます。
その一方で、広い知識を持ち、どんな場面でも対応出来たりする、ジェネラリストも凄いな~と思います。
どうも今はスペシャリストが注目を浴びやすく、「お金を稼ぐ」という意味では、スペシャリストの方が向いているような気がします。資格を求めたり、専門的な分野に入っていくことが人気なことを考えると、そのように思います。
その一方で、多くのスペシャリストをまとめられたり、一般的な考えを元に考えることのできるジェネラリストは、目立たないが凄く重要なんだろうな~と思います。
ジェネラリストは、なんでも無難に、ある程度のレベルの事が出来たりすので、悪く言うと”中途半端”に見られてしまうのですが、良く言うと”色々な視野から物事が見える”という事だと思います。
企業にもよりますが、多くの企業の経営者などは、ジェネラリストの方が向いているのではないかと感じております。
勝手なイメージですが、スペシャリストは腕や技術を、ジェネラリストは心や人間性を高めていくタイプが多いのかな~思います。もちろん、両方持っていれば最高ですが。

どちらもレベルを上げていくことが重要ですが、色々と迷ったときは、どっちのタイプなのか、どっちを目指すべきなのか、を考えてみると面白いな~と思いました。

Wednesday, April 23, 2014

量子論というもの

こんにちは。小林です。

先日、公共放送を見ていて、現代科学で証明できないものを、量子論で証明する!みたいな番組を見ました。
量子論は、まだ解明されてなく、まだまだ多くのノーベル賞物理学者などが、研究&解明に挑戦をしている段階ですが、その番組を見ながら、この「量子論」が、もし解明&確立されて商業利用されるようになったら・・・と考えたら、凄すぎて恐ろしさすら感じました。

現在は、電子・電波が日常に使われていますが、
昔の人が、携帯電話や、電子レンジなどを見たら何かのトリックだと考えるでしょうが、
今はすっかり電子・電波は当たり前に日常に使われていて、誰一人、それをトリックだとは考えません。
それと同じように、今後は、現代科学で証明出来ない事が、量子というものを前提に、証明出来てしまう時が来るんだろうなあと思いました。

量子は、電子よりも小さく、もっと根本的なものだそうです。
電子では通れない壁も通れたり、突然現れたりするのも可能だそうです。
いわゆる「虫の知らせ」と言われる第6感などは、量子論で解明される日が来るのだそうです。

今とても不思議な現象が、100年後、200年後は当たり前に日常で使われている。
スマートフォンなどではなく、テレパシーで、世界中の人と会話をするとか(妄想)

なんか、長生きしたくなりました(笑)
とりあえず、量子論をもう少し勉強してみたいと思います。

Wednesday, April 9, 2014

頭と心のバランスを考える

こんにちは。小林です。

先日、米国から親友たちが来て、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。
数年前からのお付き合いで、遠くに住んでいて歳も離れているにも関わらず、ホントに気が合い、仲良くさせてもらって、僕が米国に行く時も、向こうが来るときも毎回会って色々な所に行ったりしています。

彼らは世界中の誰もが知ってる超有名大学にスカラーシップ(特待生、学費無料)で入ってPh.D(博士号)を取って、その大学や他の有名大学で自分の講義などをしていた、いわゆる「かしこい(頭が良い)」人達なのですが、「あんなのは、ただの時間の無駄だったよ」と言うところが、また凄い(笑)
彼らの周りも、ウィキペディアで検索すれば出てくるIT起業家や有名人・著名人ばかりなのですが、一方で、なにも凄くない自分にも敬意を持って仲良く接してくれる素晴らしい人柄です。
いつも教えてもらうのは、「thinking(考える) よりfeeling(感じる) の方が大事だ」ということ。
膨大な書籍を読み、知識を得て、thinkingを極めた人達から発せられるこの言葉には、本当に深い意味があるな~といつも思っております。

「feeling」と「thinking」
thinkingは頭を、feelingは心を使うと言えるのではないでしょうか。

現代は経済優先の社会なので、thinkingの方が「お金を稼ぐ」という意味では有効な気がします。
商売にfeelingを入れると、上手くいかない事例もあったりします。
ロジカルにthinkingすることも流行ったりしていましたが、まあ要は、経済活動にとっては、
それが重要だってことだと思います。

しかし、彼らが言いたいのは(というか、僕が勝手に解釈している)、人間そのもののfeelingの方が大事であり、コンピューターが発達した現代では、thinkingやremember、knowledge(知識)よりもfeelingこそが、人間が人間としていられるものだと考えていることです。
そして、「心」を無くした「頭」は、暴走する可能性があります。

頭を鍛えることも大事ですが、同時に、それ以上に、心を鍛えないといけないのでしょう。

どちらが重要ではなく、どっちも必要で、要はバランスが大事なんだろうな~と。
しかし、現代ではthinkingに重要性を持つ人が多いから、もっとfeelingを鍛えないと、ただのロボット人間になりかねないんだろうな~と思いました。

彼らと一緒にお寺などに行っても、5時間くらい平気にお祈りをしていたりします。
ここはパワーがスゴイとかなんとか、色々と(feeling)感じている様子です。
よくあるお寺などの紹介パンフレットなども、「どうでもいい」と読みもしません(笑)知識はどうでもイイみたいです(笑)
しかし、お寺や神社に対しての姿勢は、日本人の僕が、いつも勉強させられます。

常に、thinkingとfeelingのバランスと取ろうとしているように感じます。
僕はキリスト教ではないですが、キリスト教の、あの左右、上下に手を持っていく十字架の仕草は、まさに「左、右」と「頭、心」にバランスを保たないといけないかのような意味もあったりするのかな~と思ったりします。

僕は、thinkingもfeelingもまだまだ低いレベルなので、両方をバランス良く、高いレベルに持っていけるように、精進していこうと改めて思いました。

Tuesday, March 25, 2014

獺祭(だっさい)を注文してみた。

こんにちは。小林です。

先日、最近特に有名な日本酒「獺祭(だっさい)」を、製造元である旭酒造株式会社に注文してみました。
僕自身、以前に居酒屋で知人に教えてもらって、たまに飲んだりしていましたが、少し前の「カンブリア宮殿」で獺祭の社長の特集を見てから、直接注文したくなり、それに私用のお祝い事もあった関係で、FAXで注文してみました。
(今現在、注文しても到着まで、約2ヶ月かかるそうです!驚!)

注文したのはこちら

「獺祭50」と「獺祭磨き39」
その名の通り、50%と39%の精米歩合の純米大吟醸
あとは、「獺祭磨き23」
これは、究極の23%の精米歩合!!
言葉では表現できないです。本当にどれも美味しいです。
僕は、その中でも、獺祭50が合ってました。
一番リーズナブルな値段なのですが、普段の夕飯には
これが一番合うな~と思いました。

さらに、アマゾンで社長の本も注文(笑)

帯の「ピンチがいつも救ってくれた」ってフレーズ、もう凄すぎです。この言葉を経験して真に理解出来る人は、ホントに少数だと思いますし、僕も理解したいようなしたくないような・・・・
実は創業も江戸時代で、歴史もあるのに、それを前面に出さないところもいいな~
歴史とかストーリーとか、地元愛とかを強引に付けて売るという姿勢じゃないところが本当に尊敬です。
箱にも書かれている、ブランドコンセプトも素晴らしいですね。


間違いなく美味しいお酒ですし、外部の杜氏を使わず全て自社で行っているのが、なによりもスゴイです。
お酒自体もそうですが、社長の理念や、それに伴うリスクをおそれない行動を知って、さらに定期的に飲みたいお酒になりました。(といいますか、すでに旭酒造の方に業者と間違われるほど頻繁に注文するようになってしまいました、笑)
わけもわからず「地酒」とかのフレーズに魅力を感じていた自分は、浅かったな~と(笑)もっと勉強したくなりました。

海外展開も頑張って欲しいです。日本酒はすでに”インターナショナル”な商材ですしw

Saturday, March 15, 2014

インターナショナルとグローバルの違い

こんにちは。小林です。

先日、ある方に「インターナショナルとグローバルの違い」を教えてもらいました。
僕は、今までそこまで気にせず2つの言葉を単に「海外」とか「国際」とかの意味合いで会話や文章の中で使っていましたが、まったく違うんだって事を教えてもらいました。

少し話が変わりますが、英語って単語の成り立ちを理解すると面白いな~と思います。
これも教えてもらったのですが、例えば、「個人」は「individual」ですが、「in(否定) + divided(分けられる)」から成り立っていて、「分けられない」って意味になり、「分けられない最小の単位」が「個人」となるんだそうです。

日本では「人」は「繋がり、支えあう」って意味合いが強いみたいですが、欧米では、より個人としての「人」が強調されるので、よく欧米の方が「個人の主張が強い」って言われるのも、なんだか納得してしまいます。

あとは、「仕事」って言葉も面白いなあと思います。
日本語だと、「商売」も「会社勤務」も「公職」も全て「仕事」で表現されがちですが、
英語語だと、「job」や「work」はもちろん、「labor」や「task」「business」「occupation」「vocation」など色々な表現があるのが面白いです。
商売をしている僕自身は、なるべく「仕事」ではなく「商売」って言葉を使うようにしておりますが、「business」の中で行う「task」は「labor」という意識では行いたくないと思っております(笑)

話が外れてしまいましたが、「インターナショナル」と「グローバル」も、そのようにしてみると、違いがハッキリと表れて、とてもよく理解出来ました。

インターナショナルは「inter(入る) + national(国)」となり、
まだどこか、国と国の境目が残っています。

グローバルは「global(地球規模、球体)」となり、
国という単位でなく、地球全体のイメージになります。

そう考えると、会社、人、モノなどにおいて、インターナショナルとグローバルはまったく違う規模になりますし、どちらなのかを理解しておかないといけないのだろうな~と思いました。

会社で言うと、売上規模の大きさではなく、事業運営として、「ナイキ」「リーバイス」「マクドナルド」「コカコーラ」「P&G」などは完全にグローバル企業ですし、海外に展開する日本の商社とかは、インターナショナル企業という感じで、日本の「楽天」や「ソフトバンク」とかは、グローバルを目指すインターナショナル企業といったところでしょうか。

面白いのが、真のグローバルは、周りまわって、全世界でローカライズにも完全に対応出来るし受け入れられるのだと、上の企業を見てて思いました。

僕自身は、まだまだインターナショナルのママゴトみたいな段階か、それ以下だな~と思いましたし、もっとグローバルに向かって行きたいな~と思いました。

Tuesday, March 4, 2014

リーダーとリーダーシップについて考えてみた。

こんにちは。小林です。

先日、ある方に教えて頂いた本を出張の合間に読みました。
テーマは、リーダーとリーダーシップについてです。

僕自身、リーダーとリーダーシップが違うって事も深く考えた事が無く、
実際、本を読んでみて「なるほど」と思える事も多く、
良いリーダーのあり方のヒントが満載でとても面白かったです。

いわゆる立場としてのリーダーとは、決済権や人事権など権力や何かしらの決定権を持っている人の事を言い、リーダーシップとは誰もが持っている能力そのものを言うという事だと、理解しました。

ちょっとわかりづらいので、学校のクラスを例にしてみます。
クラスの中の立場としてのリーダーは、先生だったり、クラスの班長だったりします。
一方、体育祭の時は運動神経の良いA君が、音楽祭の時はピアノの上手なBさんが、地震や災害が起きた時に、いつもは頼り無いと思われていたC君が、潜在的に持っている責任感を出すなど、それぞれの場面・状況で、立場としてのリーダーではない人が発揮するのが、リーダーシップ。

みんながリーダーシップを発揮出来るチームや組織はビジネスやスポーツなど何においても強いのだろうな~と思いましたし、立場としてのリーダーは、そのような環境を作る事が重要なのだろうな~と思いました。

Friday, February 21, 2014

スノーボードとオリンピック

こんにちは。小林です。

ソチ五輪もいよいよ終盤ですね。
メダルを採った選手も採れなかった選手も、
本当にお疲れ様でしたというのが正直な感想です。
そもそも、オリンピックに出られる事自体、スゴイ事ですので。

スノーボードのハーフパイプでも2人の日本人ライダーがメダルを採ってくれましたが、
今回のスノーボードのハーフパイプのコンディションは、見ていて本当に選手が可哀想でした・・
現地の温度が上がって、雪が緩くなっているのはどうしようもない事ですが、
そのうえ、パイプのビルダー(作る会社)がXゲームなどで常連のビルダーではなかったため、変わった形状のパイプに慣れるのに、多くのライダーが苦戦していました。

オリンピックでのスノーボードは、初めて五輪競技になった長野五輪から、色々と話題&問題に
なってきました。前回大会では国母選手の服装の件などもありました。
なぜ、オリンピックでスノーボードに問題や話題が尽きないのか。

下に挙げた大前提を知るだけで、色々と府に落ちる事があるので、
一般の人より少しだけスノーボードを知っている僕の考えの整理も兼ねて、
そのあたりの事を書きたいと思います。

大前提として、スノーボーダーにとって、オリンピックはそんなに重要じゃない(なかった?)ということです。
これは、長野五輪のときに、当時世界ナンバー1のスノーボーダーであり、今も生きる伝説として活躍するテリエ・ハーコンセンが、長野五輪をボイコットした事にルーツがあります。
彼は、スノーボードの自由な文化を大事にしているため、実質的に国を背負う五輪、要は「国と国が競う」五輪は自由な精神のスノーボードに合わないと考え、またスノーボード連盟ではなく、スキー連盟が仕切る五輪に違和感を感じていました。このあたりは、ウィキペディアでも書かれています。

そのテリエの考えに賛同するかのように、実際、長野五輪には世界のトップライダーは数人しか出てなかったですし、現在も、ビデオで活躍するスター選手たちの一部は五輪に出ておりません。

しかし、なぜ一部のスター選手はオリンピックに出た&出るのか?
長野でのダニエルフランクやトッドリチャーズ、ショーンホワイトや日本の国母選手など。

それは純粋に出たいという思いの他に、「俺達が出なければ、クールじゃない滑りが世界中に放映されてしまう」というスノーボードのイメージを心配した危機感があるのではないかと推測しますし、僕自身も、本当のスター選手がオリンピックに出てくれる安堵感みたいなものがありました。
国母選手のソチ五輪の1,2年前のインタビューで「本物のライダーが日本から出なければ、俺が五輪に出る」という言葉は、まさにそれを推測させます。結果的に銀メダルを採った平野君達が出ることになり、彼は安心してサポートに回りました。

どうもオリンピックって聞くだけで、価値が高まる人がほとんどですが(僕も含めて)
まったく違う価値観の人達が多くいるってことを同じ人間として今一度理解しておかなければならないんだろうな~と思いました。

最後に、僕がスノーボードから学んだ大切な事

「上手下手は関係なく、大人も子供も関係なく、その日1日を楽しんだ人が勝ち」

しかめっ面で滑っている人(まあ理由は色々とあるが)と純粋に楽しんでいる子供を比べたら、いつもこんな事を思い出します。

「ルールや固定概念から解き放たれる時、本当の自由になる。しかし、自由にはリスクが付いてくる」

バックカントリーを滑ることで、そんな事を思うようになりました。

Wednesday, February 5, 2014

パタゴニア日本支社に行ってきた。

こんにちは。小林です。

先日、鎌倉にあるパタゴニア日本支社に行ってきました。
鎌倉駅を降りて、少し歩くとストアーが見えてきます。
1階がストアーになっており、その上がオフィスという感じです。



今回はオフィスで、日本支社長の辻井さんの講演を聞かせて頂きました。
講演の前にまず、ざっくりとオフィスの様子などを見せて頂きましたが、
そこで感じたのは、「辻井さんが本当に自然体で社員に接している」ということ。
僕たちに色々と説明しながら、立ち去る時には、明日ミーティングか何かがあると思われる女性に対して「○○ちゃん、明日宜しくね~」とか、もうすぐ産休に入ると思われる女性に「もうすぐか~、楽しみだね~」と何気ない一言がまるで、仲間にかける言葉そのものでした。というか、パタゴニアでは社長、役員、社員など堅苦しい関係ではなく、何かを達成しようとしている仲間意識なんだと感じましたし、そのように運営されていることが講演からも伝わってきました。

講演の時も、「みなさん忙しいでしょうから、携帯とか電話かかってきたら、ご自由に出て、気になるところだけ聞いてもらったらOKですからね~」って(驚)
普通の講演だったら、携帯鳴っただけで大変なのに(笑)

ディスカッションのときも凄くフレンドリーに話をしてくださって、色々と聞けてとても楽しかったです。
いや~なんというか、あんなリーダーでありたいと思いました。
講演では、色々とご苦労をされてきたこともお聞きし、試行錯誤の上に出来た自然体で日々を過ごされているのだな~と感じました。

中でも印象的だったのが、辻井さんの前職でのお話。
大学卒業後、大手の自動車関連会社に就職されたのですが、そこでの上司の「あいつ使えないな」という一言が辻井さんの中でインパクトがあったそうです。人を人としてではなく、何かをアウトプットする道具や機械のように見る言い方が、今の辻井さんの人柄を作る上で、反面教師になっているのだろうなあと思いました。

本当にお会い出来て良かったですし、講演を主催してくださった方々にも感謝です。

Tuesday, January 28, 2014

日本理化学工業株式会社に行ってきた。

こんにちは。小林です。

先日参加したある研修ツアーで、日本理化学工業株式会社というところに見学に行ってきました。
学校などで使われているチョークを製造販売している会社です。
現地では、工場を見せてもらったり、会長の話を聞かせて頂きました。

この会社は、「日本でいちばん大切にしたい会社」という本の中でも紹介されている有名な会社ですが、
全社員の7割以上が知的障がいのある社員という驚異の障がい者雇用率を達成されている会社です。

会長の話を聞く中で、これほどの障がい者雇用率に至った、
これまでの会長の理念や志に感動しっぱなしでした。
また、きちんとビジネスとしても数字で結果を残されており、
「本業を通じて、最大限、社会に貢献されているな~」と感じました。

よく、優秀な出来る人を集めて競争に勝つ、ナンバーワンになる(売上面で)という、いわゆるプロスポーツのような世界を目指す社長や会社も多くありますが、なかなか価値を認めてもらえないような人達の良い面を徹底的に探して成長させ、会社も成長させる、日本プロ野球界で言うと、野村前監督(お会いしたことはありませんが、あくまでイメージです)のような社長も社会には必要なわけで、まさに日本理化学工業の会長さんは、そのような方だなあと思いました。

会社のストーリーは紹介した本で書かれておりますので、是非。
とりあえず言える事は、心が熱くなりました^^

Thursday, January 23, 2014

クッキータイムが原宿に出来ていた。

こんにちは。小林です。

先日、原宿を歩いていたら、こんなお店がオープンしていました。





*クッキータイム原宿店

クッキータイムは、ニュージーランドに行かれた人は間違いなく知っている
ニュージーランドのクッキーブランドです。
ニュージーランド国内のコンビニやスーパー、スタバ(今は置いてるかな?)などあらゆる所で目にします。

僕も学生の時に、スノーボードをしにニュージーランドに行ったとき初めて食べて、あのカントリーマアムを越える美味しさに、ハマりにハマって毎日のように食べてました^^
あのなんともいえない、しっとり感と独特の甘さと少しの塩加減が絶妙なんですw

ニュージーランドの本社は南部最大の都市クライストチャーチから車で20分くらいかけて行った所にあります。クライストチャーチの市街はこんな感じで、とても綺麗な町です。震災の影響で写真の大聖堂が崩壊してしまったのが非常に残念です・・・





クッキータイムの本社には僕も行きました。それも現地で友達になった少年とヒッチハイクで(笑)





本社に併設のショップでは、割れたクッキーなど(B級品)が安くで買えたりします。





ギネスにも登録された世界最大のクッキーを作った当時の再現模型なども置いてあります。



僕が行った時は、社長さんがキッパリと「日本だけではなく、海外には展開しない」と言っておられたのですが、今回、原宿に出来ていてビックリしました!

原宿ではカフェ形態で、焼きたてのクッキーなども食べれたりしますが、(味が少しニュージーランドのと違うかな・・)もちろん、輸入されたクッキーも購入出来ます。

これからの日本での展開、是非頑張って欲しいな~と思いました。 

Wednesday, January 15, 2014

マズローの欲求段階説について考えてみる。

こんにちは。小林です。

先日、友人達と新年会を行った際、「マズローの欲求段階説(自己実現理論)」についての話題になったのですが、この理論の事自体、存在は知っていたものの、詳しく考えた事もなく、改めて調べて考えてみると非常に面白いため、僕自身の見解も含めて書いておきます。

まず、簡単に説明すると、人間の欲求には5つの段階があるらしいです。
*詳しくはウィキペディアで

1、生理的欲求
2、安全の欲求
3、所属と愛の欲求
4、承認の欲求
5、自己実現の欲求

さらにその上に、「自己超越」の段階があるみたいですがw

この5つの段階に関しては、「その人自体がどの段階にいるか?」という焦点での話になってしまいがちですが、「1つ1つの目標や行動が、どの段階の欲求を満たすためなのか?」という視点で考えると非常に面白くなります。また、権利や地位などを、どの欲求を満たすために使うかで、その人の人格が表れるような気がします。

人には色々な願望や目標があると思いますが、例えば「プロスポーツ選手になりたい」「事業を大きくしたい」「特定の職業に就きたい」「試験に受かりたい」「海外に住みたい」「試合に勝ちたい」等々、それそれの目標や願望が、どの段階の欲求を満たすためのものなのかを考えてみる事が重要なんだろうなぁと思います。

具体的な例を挙げると、

「国を代表するような大企業に入りたい」という願望(目標)を持つ人がいて、その願望の理由が「収入が安定しているから」だと「2、安全の欲求」の比重が多い事になるし、願望の理由が「この会社で、こんな製品を作りたい」だと「5、自己実現の欲求」の比重が多いと考えられます。また、「この会社で働く事自体がカッコイイから」だと「3、所属と愛の欲求」が強いのでしょうかね?いや、カッコイイ=異性にモテる、という考えにリンクしているのであれば「1、生理的欲求」でしょうか(笑)

このように、自分の目標や願望がどの欲求を満たすためなのかを改めて考えてみると面白いなぁ~と思いました。
 

Monday, January 6, 2014

新年明けましておめでとうございます。

新年明けましておめでとうございます。
今年から、マイペースにブログを書いていこうと思います。
自身の備忘録としての目的が大半ですが、旅行の写真や、
時事ネタ、日々感じた事などジャンルを問わず書きたいと思います。
どうぞ宜しくお願い致します。

2013年に行ったシンガポールでの1枚