Monday, November 17, 2014

「行動力」と「大陸」の関係

こんにちは。小林です。

先週一週間、米国に行っておりまして、今回も本当に有意義な時間を過ごす事が出来ました。
今回も色々と学びが多く、色々な面で現地で感じる事があり、沢山の収穫があったと感じております。やはり、インターネットで世界中の情報を知る事が出来る現代だからこそ、時間、費用、労力を使ってその場に行くという事が、知っていても”実感”していない事を克服する唯一の手段であるという事を改めて感じました。

いつもの事ですが、米国に住んでる人々は本当に行動力があるな~と思います。
ここで言う「行動力」とは、飛行機などを使っての「移動力」の事です。
そこで、なんでだろうか少し考えてみました。

僕は沖縄にもよく行くので、沖縄県の人々のマインドも参考にさせて頂き、
考えてみたいと思います。

まず、多くの沖縄に住む方から、
「那覇から名護に行くのなんて、一泊旅行だよ」という意見をよく聞きます。
僕が「明日は北部の名護市に日帰りで行ってくる」という話を那覇の飲み屋で話すと、「日帰りで行くの!?」と驚かれる事は珍しくありません。
那覇と名護は70kmほどなので、本州に住む僕としては、同じ県内の移動距離程度です。
逆に「泊まり」なんて事は考えられません。
ここで、本州に住む僕と沖縄に住む人(もちろん全てではない)の移動の際のマインドの違いがわかります。

次に、アメリカから日本に来た知り合いが、
「明日は大阪から北海道に行って、一泊して戻ってくるよ」という話を聞くと、
僕は「せっかく行くんだから、3泊くらいして行けばいいのに」と言ったりします。
しかし、大阪から北海道は、カリフォルニア州内で南部から北部に行くみたいなものなので、
西海岸と東海岸を1泊や2泊などで往復するのに慣れている人々にとったら、それで十分という考えになるのかもしれません。(僕はアメリカ人ではないので、あくまで推測です)

アメリカの友達に、「日本は香港やシンガポールに近いからイイね!」と羨ましがられるけど、実際、ほとんどの日本人はめったに他のアジア諸国に行かないという現実もあります。

上の例の通り、日頃住んでいる場所が、どれだけ大きな大陸なのかという事が、
移動する時のマインドに大きく影響しているのではないかと思います。
もちろん、民族の違いがもっとも大きいと思いますが、絶対変えられない民族の血を超えて、移動力を大きくするには、ある期間大きな大陸で生活するのも良いのかもしれません。
移動力が大きければ絶対良いという事ではありませんが、移動力は大きな意味での行動力の一部ですし、「行動こそが自分や世界を変える」という事が正しいのなら、移動力が大きい事は人生においてメリットがある事かもしれないな~と思いました。

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