Wednesday, November 25, 2015

理念や信念の力

こんにちは。小林です。

今回は短く、改めて「信念や理念が大事だな~」と思う記事に出会ったので、備忘録として。

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米電気自動車大手のテスラモーターズは2010年、トヨタ自動車から5000万ドルの出資を受けた。実はこの時期、テスラは資金が底を突きかけており、浮足立つ社員もいた。そんな社員に創業者のイーロン・マスク氏は一本のメールを送った。
「ボスのために働かないでください。地球の未来のために働いてください。」
二酸化炭素をはき出すガソリン車を電気自動車に置き換えることで地球環境を救う。それがマスク氏の信念である。会社がいつまで持つかという局面で、彼は「俺のために働け」とも「会社のために働け」とも言わなかった。「地球を救おう」という理念の旗を高く掲げることで社員の動揺を鎮め、会社を正しい方向へ進ませた。「チャレンジ」を強要した日本の経営者との差は一目瞭然である。

転載元 日経ビジネス 大西康之氏

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このような話が本当かどうかとか、電気自動車が本当に環境に良いかどうか、とかいう議論は置いておいて、信念や理念こそが、人の「心」に届いて、人を「動かす」のだと思います。

Friday, November 6, 2015

「寛容」と「無知・無関心」

こんにちは。小林です。

京都のお坊さん、松山大耕氏のTEDの動画です。
とても説明が上手で、素晴らしいスピーチだと思います。
しかし、ちょっと気になったのが以下の2点。
タイトルにもある通り、多くの日本人が「寛容」なのか「無知・無関心」なのかは疑問が残る所です。

1、特に若い世代の日本人においては、あらゆる宗教に寛容なのではなく、自分の宗教も含めて「ただ知らない」のではないか。クリスマスも、バレンタインも、色々なものがただの”イベント”という認識しかないのではないか。心が広く受け入れているという状態よりか、楽しむイベント、なんとなく毎年盛り上がるし、という感覚なのではないか。

2、「様々な宗教が存在しながら争い事がなく上手く行っている」と言われるが、日本は多くの宗派はあるが、基本的には仏教がほとんどであり、またその仏教徒の多くが熱心ではないと思われるため、例えば、「30%が熱心なキリスト教、30%が熱心なイスラム教、30%が熱心な仏教、残り10%が熱心な他の宗教」のような都市があったとして、そこが争い事が無く、本当に上手くやっているのだったら、本当のお手本になると思うが、日本または宗教都市と言われている京都においては、そのような状態ではないのではないか。

よくある、日本人や欧米人が英語や漢字が書かれたTシャツを意味を知って着ているのか、みたいな状態というか・・・。

無関心とまではいかなくても、「熱心ではない」って事は、「争いを起こさない」って事に貢献しているのかもしれません。
会社などの組織においても、頭がキレて個性の強い人ばかりだと、プロジェクトが進まないが、「まあ詳しい事はわからないが、とりあえずやりましょ~」みたいな人がいると潤滑油の役割をして、上手く周り出すのと同じような感じかもしれません。

全てを知ったうえので「寛容」なのが理想とするところですが、
全ての人々がそうはなれないので、案外「無知」「無関心」は結構大事なのかもしれませんね。




たまたま、こちらの動画も関連動画に表示されていて、見てみたら素晴らしかったので、載せました。上の動画とか何も関係はありません。
しかしながら、宗教も人種も日本よりも多種多様なアメリカにおいては、本当の意味で寛容力のある人達が多いな~と改めて思いました。どんな違いも受け入れる寛容力。
以前、アメリカの親友が、自身の子供が幼稚園に通っている時の事を話してくれたのですが、その幼稚園には親が両方とも女性(LGBT)の子供なども通っていたのですが、何も問題もなく、他の親たちも、仲良く接しているという話を聞いて、日本の幼稚園ならどうなるかな~と、想像しました。本当の寛容力が日本人にもあるのかどうか。僕はアメリカの寛容力を見習いたいと思います。