Wednesday, September 2, 2015

「掃除力」とは「気付く力」

こんにちは。小林です。

突然ですが、9月1日より新しい会社をスタートしました。
6月くらいから8月末まで本当に色々とバタバタとしておりましたが、9月から新たな気持ちで頑張って行こうと思っております。

さて先日、日経ビジネスで良い記事を見つけたので、紹介したいと思います。

「トイレ掃除と日本企業の100年」
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/081700026/081700001/

僕自身、トイレ掃除も含め、「掃除」の重要性は本当に理解しています。
学生の頃から掃除はしてましたが、”徹底的”にはしてませんでした。しかし、テスト前などに、まず部屋の掃除からスタートして勉強に取り掛かると、より集中出来る経験は、皆さんも良くご存知かと思います。僕もその程度でした。
しかし、特に社会人になってからは、掃除を徹底するようになり、それから色々な物事がさらに上手く回るようになった気がします。
掃除や単純作業などを、「クリエイティブな仕事じゃない」とか言って他の人に任せたりする人がいますが、僕は逆に掃除中や単純作業中に良いアイデアが浮かぶ事が多く、その時間を大切にしています。それだけではなく、掃除を徹底するようになると、潔癖症とまでは行かなくても、ホコリやゴミなどが気になるようになります。それは、表題でも挙げた「気付く力」に繋がっていると思います。特にビジネスにおいては、小さなミスが命取りになったり、何気ない事が大きなビジネスチャンスに繋がったりします。それに事前に気が付けるかどうかは、常に周りを見渡し、気を張っていないといけません。そのような気付く力は、筋トレと同じで1日2日で身につくものではなく、掃除や他の行為を通してルーティンワーク(習慣)として身につけていくものだと感じております。

松下幸之助氏だけでなく、成功された起業家の多くは掃除の重要性を同じように仰っておられるので、僕自身の経験からも、「会社の業績を上げたければまず掃除から」は間違ってないんだな~と思いました。掃除をすることで、会社が持っている隠れた資産や隠れた人材、問題点などがわかってくるので、それが業績に繋がるのは当たり前といえば当たり前ですね ^^;
また、カイゼンが得意な日本企業には、掃除をしながら仕事を通して自分磨きのような形は合っているのかもしれません。しかし、まったく新しい産業を作り出すカオスのような状態も一方で必要になってくる場合もあるので、そのあたりは難しい所かと思います。