Tuesday, April 7, 2015

日本はレゴのような国

こんにちは。小林です。

先月、シンガポール建国の父と呼ばれる、リー・クアンユー氏がお亡くなりになった事は、皆さんご存知かと思います。
僕自身、同氏の事を詳しく知らず、今回改めて各メディアなどで過去の功績などを知る事が出来ました。

そのリー・クアンユー氏の言葉が、朝日新聞の記事の中で紹介されていたので、僕自身が覚えておきたいのを理由に、記載したいと思います。

同氏は、1999年に、日本の長引く経済の停滞、政治の混乱、そして相変わらず内向きの日本に苛立ちを覚えて、このように言ったそうです。

日本はレゴのような国だ。
それらは寸分の違いもなく規格化され、
あまりにもがっちり組織をつくってしまう。
しかし、いまはどの社会も個人の力を
最大限に引き出さなければならない。
世界中の才能を使わなければならない。
それらがレゴにうまく入るだろうか。


本当にその通りで、上手く例えるな~というのが正直な僕の感想です。
レゴには、レゴしかハマらないし、レゴじゃない者が、レゴが形成しているものにハマろうとすると、
その者自身をレゴにしないといけない。
まあ、他人を思いやり、他人に合わせて組織を形成する日本人が持っている弱点なのかもしれません。
みんながみんな凹凸のある一定の形をしていなくても良いし、理不尽に決まったルールをもっと上手く破っていく行動が今後もっと必要になってくるのだろうな~と思います。
どんな形でもくっついて受け入れる「粘土」みたいな社会を考えてみるのも良いかもしれませんね。