Thursday, June 30, 2022

教育とお金について

こんにちは。小林です。
書く事がなかったので、2016年に下書きしたものを引っ張ってきました。

以前に、こんな記事を読みました。

「Why a Kid Chose a State School Over Harvard, Yale, and Princeton」
http://news.yahoo.com/why-kid-chose-state-school-over-harvard-yale-222128209.html?soc_src=copy
*もう削除されています。

アメリカでは、大学の学費ローンの問題が非常に深刻なのは、日本でもご存知の方が多いかと思います。ハーバード大学などのアイビーリーグや、西海岸のスタンフォード大学などは、どれも私立のため、公立の大学と比べて非常に学費が高く、多くの優秀な学生は、金銭的な理由から州立大学などの公立大学を選択したりするのも有名な話かと思います。
日本は、最高学府と言われる東京大学や京都大学が国立なので良いのですが、アメリカでは少々事情が変わってきます。

この記事の中の彼も、ハーバードなど全てのアイビーリーグに合格して、結局、州立大学への入学を決断しています。コメントの中にあるように、高い学費のためにローンを組む事が、本当に価値のある事なのか?という思いがこの決断の1つの理由でもあります。

学歴というものは(特にほとんどの人の最終学歴になると思われる大学に関しては)、非常に難しい問題だと僕も思います。
なぜなら、一般的に、社会の中ではネームバリューが幅を利かせる場合が残念ながらあるからです。
この彼も、10年後、20年後に、もし学歴を提示して、それが何かの他人の決定に影響する場合に遭遇した場合、アイビーリーグに全て合格したという事実は書けずに、学歴として書くのは州立大学の名前です。

もっともっと、大学のブランド価値など無くなって、お金の事も気にせず、本当に学びたい所に、本気の学生が行ける社会になって欲しいな~と強く願います。

文章に若さがありますが、考え方はまったく変わってないなと思う2022年の自分。
以上。