Wednesday, January 15, 2014

マズローの欲求段階説について考えてみる。

こんにちは。小林です。

先日、友人達と新年会を行った際、「マズローの欲求段階説(自己実現理論)」についての話題になったのですが、この理論の事自体、存在は知っていたものの、詳しく考えた事もなく、改めて調べて考えてみると非常に面白いため、僕自身の見解も含めて書いておきます。

まず、簡単に説明すると、人間の欲求には5つの段階があるらしいです。
*詳しくはウィキペディアで

1、生理的欲求
2、安全の欲求
3、所属と愛の欲求
4、承認の欲求
5、自己実現の欲求

さらにその上に、「自己超越」の段階があるみたいですがw

この5つの段階に関しては、「その人自体がどの段階にいるか?」という焦点での話になってしまいがちですが、「1つ1つの目標や行動が、どの段階の欲求を満たすためなのか?」という視点で考えると非常に面白くなります。また、権利や地位などを、どの欲求を満たすために使うかで、その人の人格が表れるような気がします。

人には色々な願望や目標があると思いますが、例えば「プロスポーツ選手になりたい」「事業を大きくしたい」「特定の職業に就きたい」「試験に受かりたい」「海外に住みたい」「試合に勝ちたい」等々、それそれの目標や願望が、どの段階の欲求を満たすためのものなのかを考えてみる事が重要なんだろうなぁと思います。

具体的な例を挙げると、

「国を代表するような大企業に入りたい」という願望(目標)を持つ人がいて、その願望の理由が「収入が安定しているから」だと「2、安全の欲求」の比重が多い事になるし、願望の理由が「この会社で、こんな製品を作りたい」だと「5、自己実現の欲求」の比重が多いと考えられます。また、「この会社で働く事自体がカッコイイから」だと「3、所属と愛の欲求」が強いのでしょうかね?いや、カッコイイ=異性にモテる、という考えにリンクしているのであれば「1、生理的欲求」でしょうか(笑)

このように、自分の目標や願望がどの欲求を満たすためなのかを改めて考えてみると面白いなぁ~と思いました。
 

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