Tuesday, April 30, 2019

ゆでガエル

こんにちは、小林です。

さて、「平成」が終わろうとしています。
新しい「令和」がどんな時代になるのか。
色々な変化・改革があるかと思います。

今回は変化・改革を取り上げてみたいと思います。
変化や改革って、今も昔も、良い方向か悪い方向かは別にして
ナカの人とソトの人たちとの交流がきっかけで始まるのは間違いないと思います。
江戸・明治の鎖国や開国もそうですし、
国・民族・宗教などが関係するあらゆる事柄もそうかと思います。

経営コンサルタントや社外取締役、外部委員会なども、
ナカの人の常識を、ソトの人を入れて疑ってみよう。
とでも言うかのように、ナカがまるで間違っているかのような前提で、
ソトの人が関わる場合も多くあります。(これは大いに疑問ですが)

しかし、上手くナカとソトが融合すると、
新しい良いモノ・コトが生まれるのは事実です。

そして、それらの交流には結構エネルギーが必要なのですが、
なぜかというと、ソトからみると疑問が出るような場合でも、
ナカの人は、案外快適に過ごしているということ。
(ここでは、あえてソトの方が知恵・知識を持っていると仮定する)

例えば、

1:地域の活性化が必要だと、心の奥底では思っていても、
案外、落ち着いた日常を自分なりに楽しんでいる。

2:業績が悪く、このままいけばあと数年で倒産する会社でも、
グチをいいながらも、大きな変化を自ら起こすよりも、
淡々と業務をこなし、それとなく勤務をこなす方が楽で、
そして生きる情熱のすべては、休日に捧げる。

3:地球環境が悪化している事はわかってはいるが、
今の快適な生活に慣れて、それを変える事が出来ず、
大量消費の現代社会の上での生活を淡々と過ごす。

それらに警鐘といいますか、
「このまま行けばヤバイよ!」というのは、
通常は聞いてももらえないし、

結局、1を指摘する人も2や3に対してはどうなのか、
2を指摘する人も、3に対してはどうなのかと。
小さな括りではソトの人でも、大きな括りではナカになる。
結局、地球に住んでいる以上、みんな地球全体のナカになる。

気持ちいいなと、ぬるま湯に浸かっていたら、温度が上がってみんな死んじゃう。
結局みんな「ゆでガエル」じゃないか、と思う。

地球全体の常識が、宇宙の非常識だと、教えてくれる存在が現れた時、どうなるのか。
次の時代「令和」は色々な事が想像されることが、
不安でもあり楽しみでもあります。

1 comment:

  1. 私は3だったり、1だったり。。。自分が本当にしたいことが組織の中では難しいと感じたり、誰かこの人達のためになりたい、と思っていても具体的なアクションにはなかなか繋げられずにもどかしく思っていたりします。使命感はあるのに、いろんなことが行動を邪魔して出来ない。でも結局できないという選択を自分でしているだけなんですよね。。

    ReplyDelete