Wednesday, December 28, 2016

共創・協創というもの

こんにちは。小林です。

今年の最後は、「創る」という事を考えてみたいと思います。

自分自身が学生の頃は、個人のセンスやスキルから生まれ、それが世の中に広がったり影響したりする、いわゆる「アーティスト」のような、個々の「天才」に魅了されていました。
しかし、音楽や芸術、スポーツなどの分野では、一部そのような「天才」が当てはまる一方、多くの人の力で成り立つ「会社」や「組織」においては、案外、「カリスマリーダー」や「天才」がいるように見えて、チームの力で成り立っている部分がある事が、恥ずかしながら、社会人になってからわかるようになりました。もちろん、ファッション業界や発明型企業などで、リーダーが「天才」である会社も多数存在する事も事実ではありますが。

しかし、本当の天才は別として、自分のような凡人が、仕事や勉学において、いかに個々の力(自分の能力や経験、職歴や学歴)を上げて、というところにフォーカスしすぎてしまうと、少し間違うと、自分だけ上手く生きようと考えてしまう方向になったり、他の人々との連携や助け合いが難しくなったりする場合もあるかと思います。

ずっと、「個」が創るものに魅了されて来た自分ではありますが、今の自分は、もっとオープンで「個」のコントロールが良い意味で少ない「共創」「協創」というものを意識し出している時期で、来年は、この「共創」「協創」が僕の中でのキーワードになるような気がしています。

ある映画のセリフでこんなのがありました。
「早く行きたければ1人で行きなさい。遠くへ行きたければ誰かと一緒に行きなさい。」
そんなところでしょうか。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。