Saturday, October 22, 2016

自立・独立というもの

こんにちは。小林です。

毎月購読している雑誌「WIRED」の日本版編集長の若林恵氏がVOL25で書かれていた「分散と自立」の中で小児科医の熊谷晋一郎氏の文章を紹介されていたのが印象に残りました。
http://www.tokyo-jinken.or.jp/jyoho/56/jyoho56_interview.htm

一部抜粋*********

一般的に「自立」の反対語は「依存」だと勘違いされていますが、人間は物であったり人であったり、様々なものに依存しないと生きていけないんですよ。
だから、自立を目指すなら、むしろ依存先を増やさないといけない。
実は膨大なものに依存しているのに、「私は何にも依存していない」と感じられる状態こそが、”自立”といわれる状態なのだろうと思います。

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本当にその通りだと思います。

仕事の場合だと、よく、「独立」に憧れを持っている人たちがいますが、それらの人の多くが見落として忘れているのが、「自分の所属先・依存先が変わるだけの話」って事。
お金の場合だと、あくまで「お金」は人や人が作った製品やサービスに助けてもらう(依存させてもらえる)権利を得る1つの手段だという事。

改めて、「社会(他の人がする仕事)に助けられて生きている」という事を忘れてはいけないな、と思いました。