Wednesday, September 28, 2016

本田宗一郎という天才(1)

こんにちは。小林です。

今回は、みなさんご存知、世界のホンダの創業者、本田宗一郎氏の事を書いてみたいと思います。同氏の事は知れば知るほど面白い。と最近実感しております。今後も色々と書きたい名言が見つかる事が予想されるので、タイトルには(1)とつけさせて頂きました。僕の愛車もホンダですが、乗ってても企業哲学を感じますし、大きなチャレンジをして大きく失敗するところも、なぜか愛着がわきます。おそらくそれは、人間は機械ではなく、作るのも使うのも、血が流れていて情という独特な感性を持つ人間なんだという、信念を感じるからなのかもしれません。
まあ、「機械は人が扱うもの」の思いが強すぎて、機械に任せる自動運転の分野で遅れをとっているところも愛嬌があるというか・・・・

こんな言葉を聞いた事があります。

  はじめから転ぶ歩き方をしないTOYOTA
  転んでもタダでは起きないHONDA

本田宗一郎氏の著書「やりたいことをやれ」から。

  「給料で働いていると思っている人は気の毒だな」

同じく著書「やりたいことをやれ」から。

  市場調査はある意味で有効だと思う。
  既成の製品の評判を探ろうという場合である。
  しかし、独創的な新製品をつくるヒントを得ようとしたら、
  市場調査の効力はゼロとなる。
  大衆の知恵は、決して創意などは持っていないのである。
  大衆は作家ではなく批評家なのである。
  作家である企業家が、自分でアイデアを考えずに、
  大衆にそれを求めたら、もう作家ではなくなるのである。
  大衆が双手を挙げて絶賛する商品は、
  大衆のまったく気のつかなかった楽しみを提供する、
  新しい内容のものでなければならない。

故スティーブジョブズ氏も、本田宗一郎氏のファンだったと聞いておりますが、iphoneはまさに上の文章にピッタリな商品だと思います。

とりあえず、今回はこれくらいで。