Thursday, March 31, 2016

信用・信頼の大事さ

こんにちは。小林です。

前回、フォックスコンがシャープを買収したと書きましたが、そのすぐ後に、シャープの潜在的債務などの関係もあり、まだ最終的な契約になっておらず、ようやく4月2日に契約になりそうですね。フォックスコンも駆け引きをするのはイイのですが、あまりやりすぎても、相手の信用を失うだけですし、買収後に上手くいくかどうかはお互いの信頼関係が大きく影響するので、少し心配するところではあります。物の売り買いでもそうですが、お互いが気持ちの良い取引が出来た方が良いですし。

さて、上の件もそうですが、ビジネスに限らず何事においても、「信用」「信頼」がいかに大事かは、ご存じかと思いますが、朝日新聞の中で、富士そばの創業者、丹道夫氏が仰っていた言葉が印象に残りましたので、記載しておきます。

「商売のコツは”儲ける”という言葉に隠れている」

丹氏は文中で、「”儲”という漢字は、”信じる者”と書くから、信念を突き通して行動した者が成功する」という意味合いで書かれておりました。まったくその通りだと思いますが、僕は少し違う捉え方をしました。

それは、

「信用・信頼を得られる者(物)が成功する」 ということ。

商品ならは、品質が高くお客様の満足される製品が信用・信頼され売れる事で儲かりますし、コンサルタントやタレントなど、自分自身を売る商売なら、他人に信用・信頼される振る舞いが重要になって来ると思います。会社の中の人間にとっても、同僚、先輩、後輩、取引先、お客様の信頼を失う言動をしてしまうと、取り返すには相当な努力が必要になってきます。

一般社会もそうですが、特に、経済社会は信用・信頼の上に成り立っているという事を常に頭においていないと、上手くいかないだろうと思いますし、改めて僕自身も気を付けたいと思いました。