Monday, October 27, 2014

リスクと覚悟

こんにちは。小林です。

突然ですが、こんなことを思いました。

「覚悟を決めた人の仕事の質は違う」

ご存知の通り、ここ数か月、エボラ出血熱の話題が大きくなってきておりますね。
アメリカで数名が感染した事が世界的にも大きなニュースになっております。
アメリカ人看護師が患者の手当にあたり、感染した事に対して問題の指摘など色々と報道されておりますが、その中でも他の看護師や医師などからは、感染した看護師に対しての尊敬も大きくなっております。誰もが怖く恐ろしいウイルスに対して逃げないで職務を全うする事は本当に勇気がいる事だと思います。

どんな職業でもそうですが、単に「生きるため」「生活するため」「安定している」等ののウエイトが職業についた動機の多くを占めている場合、本当に困難な事に直面した場合は逃げてしまう場合が多いかもしれません。しかし、もっと違う動機「人類の役に立ちたい」など、利他の精神が強く、そのような理想を掲げる人は、なにか「覚悟」のようなものを持って職務に取り組んでいる方が多いような気がします。(もちろん生命の危機に直面した場合は、逃げる事がすごく大事になりますので、逃げる事が悪いという話ではなく)

どんな物事でも、「リスク無し」は覚悟がいらないため、物事の質に限界があるような気がします。
一方、リスクを取って覚悟を決めた人は、それが成功しても失敗しても、さらなる高みに行けるような気がします。

どんな分野でも、大きな事を成し遂げるには「覚悟」が必要で、それには「リスク」が付いてくるため、「リスク」に怯えるのではなく、覚悟に変えて行動が出来るような人になれるように自分自身も精進しようと思いました。

Friday, October 10, 2014

「和」とは・・・

こんにちは。小林です。

以前、宇宙飛行士の若田光一さんがテレビで仰っていた言葉があります。

「和(わ)とは、妥協し合う事ではないという事」

この言葉は、各国出身の宇宙飛行士のリーダーとして、宇宙ステーションなどでミッションを絶対成功させないと行けない立場の若田さんが言う言葉だからこそ、重みがあり、僕にとってもインパクトのある言葉でした。
これから、色々な事がグローバルになり、ディバーシティー(多様性)が必要になる社会において、この事が改めて重要になると思います。特に、会社(企業)においては、1つの国の人種だけが働く会社が少なくなる流れにおいて、どのように多様性を生かすのかという課題に直面する事になると思います。
一方で、最小単位のコミュニティーである夫婦や家族においても、この言葉に深く考えさせられる事かと思います。

少し調べてみると、孔子もはるか昔に同じような事を仰っていたみたいです。

「君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず」

日本人は特に、ディベートがヘタクソと言われたり、争いや問題を避けるために自分の意見を主張しない、などと他国から見られがちですが、反面、他人を思いやったり、気をつかうのに長けているという事だと思います。
本当にこの言葉を理解し、実行できるようになれば、多くの日本人が、今後の多様性な社会において活躍するのではないかと思います。

僕自身も「和」を本当に理解し、本当の「和」をクリエイト出来る人になれるように精進したいと思います。